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【食べる】ことの第一歩は【かむ】ことから!

2021.11.02

  • 目 次

    よくかむとどうなるのかな?

    ①唾液がでる ー 虫歯を予防

    食べ物が口の中に入ると、筋肉の働きとともに、食べ物を飲み込みやすくするために唾液の分泌が始まります。
    その他の唾液の作用は、
    ❶歯や粘膜の汚れ、菌を洗い流し、虫歯予防になる
    ❷消化を助ける
    ❸アレルギーや発がん性物質などを無害化する
    など。

    ②筋肉が働く ー よい顔になる
    口の周りの筋肉は「目」や「頬」の筋肉とつながっているので
    しっかりかんで口を動かす、前歯でかむ、口を閉じる、ことによって顔の筋肉が発達して
    「よい顔」へと導かれます。

    ③脳へ刺激がいく ー 脳の機能の活性化
    ❶記憶力や集中力を高める
    かむ刺激が脳を活性化し、脳の機能を高めます。
    ❷肥満防止
    脳を活性化することで食べすぎを防ぎ、脂肪の分解や、代謝を促進します。
    ❸リラックス効果
    脳波を調べると、かむことでリラックス作用を表す「α波の増加とβ波の減少」が認められます。

    ④骨が成長する ー 歯並びがよくなる
    よくかんで、顎の骨が成長すると歯の並ぶスペースができます。
    スペースがあることと筋肉の働きで歯は自然に並んできます。
    歯並びがよくなることでよくかむことができ、筋肉も骨も成長します。

    よくかむために必要なこと

    よくかむためにはどうすればいいのかな?

    ❶虫歯ゼロ
    歯が痛い、歯が欠けているような状態ではしっかりかもうとしても、かむことができません。
    一生自分の歯でかめることが理想です!
    そのためには、虫歯になりにくい生活習慣を作ることが大切です。

    ❷食べ方 
    空腹感が大切!
    満腹中枢が十分に刺激され『満腹』と感じるまでには、食事を始めてから15分から20分の時間が必要です。
    早食いは、食欲にブレーキがかかる前にたくさん食べ、知らぬ間に食べ過ぎてしまいがちになるので、空腹感や満腹感があやふやになり、空腹でなくても食べるようになります。
    これは肥満の始まりです。
    健康のためにも【食事はゆっくりと30分以上時間をかけましょう!】

    ❸コミュニケーション
    楽しく!
    食べ物を楽しくおいしく味わって食べることは、結果的によくかんで唾液を分泌させ、さらに食欲が増す食事になります。また、ゆっくり食べるとおなかがいっぱいになることを感じます。楽しい話題は最善のおかずです。家族がそろって同じものを楽しく食べる食事環境をつくることが大切です。

    ❹食事時の環境
    ・食卓のイス
    食事中の姿勢はとても大切です。
    猫背は悪い歯並びもと!
    必ず子供が食卓に座った状態で足のつくイスか、足置きを用意しましょう。
    また、机と体の距離はこぶし1個程度空けましょう!
    ・食事中のテレビ
    テレビを見ながら食事をする家庭も多いと思いますが、座る場所が定位置でテレビが左右に偏って置かれていると、同じ方向を向いてかむので偏ったかみ癖の原因となります。
    食事の時間はテレビを消すか、テレビをつけるときは、座る場所を家族間で交互に変えることも必要です!
    ・食卓の飲み物
    最近の食事の特徴では、食卓に水やお茶などの飲み物を置いて、食べ物をしっかりかまずに『流し食べ』をすることが多いようです。
    『流し食べ』をするとかむ回数がとても少なくなってしまい、消化不良をおこしてしまいます。
    また、食事のペースが遅い子供に、早く食べるようにせかすことは『流し食べ』をうながしてしまうので、危険です!
    ≪流し食べ防止≫
    ⑴飲み物は食事の最初か最後に!
    ⑵急いで食べない!

    ❺食材の選び方と調理法
    大切なポイントは、かむ回数を増やせるものです。
    工夫する点① ー 大きく切る
    切る回数を減らしましょう!
    包丁で切る回数を減らして、大きな食材で料理をしましょう
    大きくすることで、前歯でかみきり、奥歯ですりつぶして歯をしっかり使うことができます。
    工夫する点② ー 歯ごたえを残す
    かむ量や回数は同じ食べ物でも調理法で変化します。
    また、切り方や料理の水分量などでも変わります。
    1,選ぶ
    『硬いもの』でなく、『歯ごたえのあるもの』を選びましょう。
    2,調理する
    『このお肉、とろけるようでおいしい』よりも『この煮物、歯ごたえがあっておいしい』という食事のほうが望まれると思います。
    また、繊維のある野菜などは繊維を残すように切り方を変えましょう!
    工夫する点③ ー 食材の組み合わせ
    食材の組み合わせによってもかむ量が変化します。
    例えば、白米に雑穀や玄米を加えるなど、工夫することでかむ回数を増やし、かつバリエーションを持たせることができます!

    かみごたえ早見表

    一定重量の食品のかみごたえ度を10段階にわけています!

    10の食品が1番かみごたえがあります!