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「嚙む」で作る全身の健康

2023.04.27

  • 目 次

    「よく噛んで食べています」自信をもって言えますか?

    「一口30回以上噛みましょう」とはよく耳にする言葉ではありますが、みなさんは普段噛む回数を意識して食事をしてますでしょうか


    弥生時代に比べ、現代人が一回の食事で噛む回数は6分の1以下に減っているといわれています。軟らかい食べ物が好まれる昨今、それほどかまなくてもよい食品が多いのも事実です。
    食事にかける時間が短い早食いや、噛む回数が少ない流しこむような食べ方になっていませんか❔
    現代人のあまり噛まない生活は、全身の健康にどのような影響を与えるのでしょうか

    全身に広がる影響

    ①顎の発達🦷

    顎の骨は小学生低学年の頃から急速に成長します。「よく噛む生活」をしていれば顎の発達に効果的なのですが、これを怠ると、あごが十分に発達しない恐れがあります。
    昔の人と歯の大きさや本数は変わらないため、未発達の小さな顎では歯並びやかみ合わせが悪くなると言われています。

    ②唾液💦
    よく噛むことで分泌される唾液には、
    ・食事で酸性になった口のなかを中性に戻す
    ・口の中をきれいに洗浄する
    ・溶けだした歯の表面を再石化させる
    ・むし歯や歯周病の予防
    ・発がん性物質の毒性の弱体化
    ・有害な細菌の発育を阻止
    などさまざまな働きがあります。よく噛まないと、これらの効果を得ることができません

    ③脳の働き🧠
    よく噛むことで、脳の働きがよくなります。
    それは、脳神経が刺激されて脳に流れる血液量が増え活性化するためで、記憶力の向上や認知症の予防にも効果があるといわれています。
    自分の歯でよく噛める方と、よく噛めない方とでは、寝たきりや認知症になる確実も格段に違うとの報告もあります。

    ④美容効果✨💗
    ダイエットに最も効果的とされているのは「よく噛んで食べる」こと😲
    よく噛んで食べることで満腹中枢が刺激されて適量で満足することができます。
    早食いの方は満腹中枢が刺激される前に食べ過ぎてしまうため肥満になりやすいのです。
    また、よく噛むことで口周りの筋肉が引き締められるので、小顔効果もあります。

    左右均等にかむことの重要性

    噛むことにきをとられ、噛み締めすぎや、偏咀嚼はNG✖

    今回は
    偏咀嚼についてお話します😊

    食事をしているときに、しっかりと左右対称に噛めていますか❔

    片側ばかりで嚙むことを「偏咀嚼(へんそしゃく)」といいます

    偏咀嚼を続けていると、よく噛む側の咀嚼筋だけが発達し、顔が歪む原因になります。
    また、偏咀嚼はお口や顔回りだけでなく、首や肩こり、耳鳴り、めまいなど、全身の不調なも繋がります。

    〈左右均等に噛むには❔〉
    ①ガムやフルーツを噛む
    右の奥歯で5回、左の奥歯で5回かむ
    このパターンを繰り返し、均等な噛み方をみにつけます

    ②前歯を使って噛む
    噛む行為を前歯に任せることで、顎関節や耳への物理的な刺激を減らします

    これらのことをふまえ、これからの日常生活で皆様がより長く自分の歯で、お食事を楽しめますように、、、
    当院では皆様のサポートをさせていただきたいです😁
    なにか少しでも気になることがありましたらご相談ください❢
    ウェブ予約、お電話でのご予約 お待ちしております❤