むし歯予防に有効な「シーラント」ってなに?
2023.06.29
-
お子さまのむし歯予防において、非常に効果的とされている処置のひとつが「シーラント」です。定期検診の際などに耳にされたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、具体的にどのような処置なのか、どんな効果があるのかを詳しくご紹介いたします。
目 次シーラントとは?
シーラントとは、奥歯の溝をプラスチック樹脂でコーティングする予防処置のことです。奥歯の噛む面には複雑な溝があり、食べかすや汚れがたまりやすく、子どもにとっては歯みがきで落としきるのが難しい部位でもあります。シーラントを行うことで、その溝を物理的にふさぎ、むし歯の原因となるプラーク(歯垢)の付着を防ぐことができます。
いつから始めるのが効果的?
一般的には、6歳前後で生えてくる「第一大臼歯(6歳臼歯)」に対してシーラント処置を行うのが最も効果的とされています。この歯は、生えたばかりの頃はまだ歯質がやわらかく、むし歯になりやすい傾向があります。生えてすぐの時期にシーラントを行うことで、むし歯になるリスクを大幅に減らすことが可能です。
もちろん、年齢に関係なく奥歯の溝が深くてむし歯のリスクが高い場合には、乳歯でもシーラントの対象となります。歯科医院でのチェックを通じて、適切なタイミングで処置を行うことが大切です。
シーラントの持続効果と注意点
シーラントは永久的な処置ではありません。日常の食事や歯みがきなどの影響で、少しずつ削れたり、はがれたりすることがあります。そのため、定期的な歯科検診で状態を確認し、必要に応じて再処置を行うことが推奨されます。
また、シーラントをしているからといって、むし歯にならないわけではありません。歯みがきや食生活など、日々のケアもとても重要です。シーラントはあくまで「補助的な予防処置」として捉えていただくと良いでしょう。
シーラントは保険適用されるの?
シーラントは、小児のむし歯予防として健康保険の適用対象になることが多く、比較的リーズナブルに受けられる処置です。
むし歯予防の第一歩は「シーラント」から
シーラントを含めた予防処置は、むし歯になってから治療を行うよりも、ずっと簡単で負担も少なく済みます。特にお子さまの歯は将来の健康にもつながる大切な資産です。歯が生え始めた頃から定期的に歯科医院でチェックを受けることで、むし歯のリスクを大幅に減らすことができます。
当院でも、お子さまの歯の健康を守るために、シーラントをはじめとしたさまざまな予防歯科に力を入れております。お気軽にご相談ください。








